虚空の断章

(Verse 1)
蒼穹（そうきゅう）を仰げど、輝きは失われ
影の如く背負う宿命（さだめ）が重くのしかかる
揺らぐことのない鋼鉄の意思を秘め
俺はただ無音の荒野を彷徨う
理想と現実の狭間に堆積（たいせき）する
この疲弊と懊悩（おうのう）を抱きしめて
誇り高き孤独者としての道を選び
何も言わずに、この拳を振り上げる
(Pre-Chorus)
屈辱と憂愁（ゆうしゅう）が入り混じる日々の中で
俺を貫く不動の信念だけが残る
言葉は無力だ、ただ前に進むのみ
(Chorus)
虚空の断章に刻まれた過去も未来も
俺には関係ない、ただこの瞬間だけを生きる
剥き出しの魂を、この荒涼とした大地に
打ち付けて、立ち向かうんだ
歪んだ運命の軌跡さえも、捻じ伏せて
虚無の中で燃え続けるこの命
決して屈しない、これが俺の生き様だ
(Verse 2)
螺旋のように巡る記憶の断片
過去に縛られる愚か者にはならない
孤高の天秤に乗せられた希望と絶望
その均衡を見極めるのは、己のみ
血塗られた道を進むのは宿命（さだめ）か
それとも選び取った意志の代償か
答えを探す暇はない、ただ前を見据えて
幾多の夜を越え、再び立ち上がる
(Pre-Chorus)
滅びゆく世界の片隅で
俺は一つの真理を掴む
「孤独は強さ」そう信じて進むのみ
(Chorus)
虚空の断章に刻まれた夢も現実も
幻に過ぎない、ただこの刹那を刻め
燃え尽きぬ情熱を、この荒野に投げ出して
孤独の中で抗うんだ
運命に支配されることなど許さない
この命が尽きるその時まで
俺は戦う、これが俺の宿命だ
(Bridge)
信じる者など何もない
俺が頼るのはこの拳と意思だけ
痛みと共に生きていく
それが俺の定めなら、受け入れるまでさ
(Chorus)
虚空の断章に刻まれた過去も未来も
俺には関係ない、ただこの瞬間だけを生きる
剥き出しの魂を、この荒涼とした大地に
打ち付けて、立ち向かうんだ
歪んだ運命の軌跡さえも、捻じ伏せて
虚無の中で燃え続けるこの命
決して屈しない、これが俺の生き様だ
(Outro)
虚空の彼方へ、俺は行く
未来も過去も置き去りにして